History

椿堂茶舗の歩み

 

[草創] 明治〜大正

元禄年間には赤穂浪士・大石内蔵助が山科閑居の頃、衣替えをしたと伝わる旅籠『椿屋』。 明治12(1879)年、初代園主・椿屋(武村)宗吉は紀伊郡(現京都市伏見区)深草村大亀谷にて抹茶、玉露の自園茶販売『玉椿園』を創業しました。 2代園主・武村彦次郎は桃山玉露を全国に広め、茶園は隆盛を極めます。

[変革] 大正〜戦後

3代園主・武村宗彦は太平洋戦時下の陸軍への食糧供給の為、茶園から菜園への改墾を余儀なくされました。屋号を『福椿園(武村茶舗)』と改め、品質本位の宇治茶販売につとめました。大本山東福寺、伏見稲荷大社などの社寺御用達を賜るなど、多くの皆様のご愛顧を頂いてまいりました。

[文化と交流]戦後〜平成

4代園主・武村敏弘は、店舗を現在の伏見墨染に移し、風流で自由闊達な煎茶道の世界に触れ、古今の陶磁器や茶道具の見識を広め、茶席の開催を行うなど煎茶文化の提唱と交流につとめました。

平成12(2000)年、店舗改装に伴い茶房『竹聲』を併設して、上質な日本茶のサービスと自家製和菓子の製造、オリジナル茶器の販売などを行い日本茶のさらなる楽しみを提案しています。2007年法人化に伴い屋号を『株式会社椿堂(椿堂茶舗)』と改変。 平成27(2015)年、伏見稲荷大社境内の『松の下屋』にて呈茶所を開設させて頂き、国内外からの参拝者に高級宇治抹茶と自家製和菓子のサービスを行なっています。

 

[伝承と普及] 未来へ

5代目園主・武村龍男は日本茶審査技術員(全国茶審査技術6段位・京都府茶審査技術4段位)、日本茶インストラクターなどの認定を受け、日本茶の伝承と普及活動を積極的に行なっています。全国50カ所以上で述べ300回以上の日本茶セミナー、講演会、茶席などのイベントを開催しています。

また国産原葉にこだわった『和紅茶』や『和龍茶』、復刻版『京都紅茶』の商品開発と販売、他社のPB商品などを手がけています。

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